ペルシャ部族絨毯 トライバル・トルクメン
西アジア・イランの流れを汲み、騎馬民族として知られるトルクメン族は現在は中央アジアのトルクメニスタンを中心に
イラン東北部のカスピ海沿岸地域、アフガニスタン北西部でなどで暮らしています。
赤の絨毯が主流で長き伝統の特徴であり現代も引き継がれています。文様は代表的なギュルと呼ばれていますが、
諸説では象の足跡をモチーフに、足跡には福が来るとの言い伝えがあります。そのスキルとデザインは今も母親から娘に
伝授されています。トルクメン絨毯は、結び目は非常に耐久性のあるダブル織り技術を使用しています。
堅牢さとは別にその高品質なウールには定評があります。
絨毯コレクターの最後の拘りはトルクメン絨毯というほどに奥が深い敷物です。